Drop [1995] | The Pharcyde
1995年。Jay Dee初期ワーク。Dorothy Ashbyのハープを逆再生したトリッキーなトラック。逆再生した時に生まれる元ネタの低音部分にベースラインをあてることでサンプルが綺麗にループしています。そこにBeasite Boysの声ネタが擦られる!
サンプリングの歴史はヒップホップの歴史!?
1970年代DJ Kool HercによるBreakBeatsの発明以来、常にクリエーターに新鮮なインスピレーションを与えるサンプリングソース。この特集では名曲からマイナーな曲まで映像とともに振り返ります。
1995年。Jay Dee初期ワーク。Dorothy Ashbyのハープを逆再生したトリッキーなトラック。逆再生した時に生まれる元ネタの低音部分にベースラインをあてることでサンプルが綺麗にループしています。そこにBeasite Boysの声ネタが擦られる!
Lofi Hiphopの金字塔アルバム「The Main Ingredient」SP1200を使ったビートメイキング方法。近年注目されているエイリアシングノイズについても詳しく掘り下げます。
1994年。Salaam Remiの初期作品。定番The Isley Brothers/The Highways of My Lifeのお手本のようなビート。何の機材を使っていたのでしょうか、ベース音が太すぎて割れているのも特徴的。
90年代からBreakbeats / Hiphopのベースを作りあげてきたDJ CAM。インストでもしっかり聴けるTenório Jr./Nebulosaネタを首が振れる攻撃的なビートに仕上げてくれました。
Salaam RemiはNas などの正統派ヒップホップアクトから、ダンスホールDJ、Alicia KeysのようなSoul/R&Bなどジャンルを問わずその作品を成功に導いたプロデューサー。アーティストの持ち味を最大限に生かすバランス感覚に富んだ音作りをすることで知られ、中でも Fugees は最も成功したケースと言われる。
1995年。脂がのりまくっていた当時のPete Rockの代表曲。Les McCann (レス マッキャン)の美しいピアノイントロからコード進行がバチっと入ったところをサンプリング。シンプルなワンループにもかかわらずずっと聴いていたくなるビート。Less is More!
ネクストプリモとも言われているStatik Selektah。Dimension 5iveのコーラスを垢抜けたブーンバップHIPHOPへ昇華。そこにデビューしたてで初々しいMac Millerのラップがのる。2010年の名曲。
MF DOOMの1st Album 『Operation: Doomsday (1999)』 MF DOOMはラップだけでなくビートメイキングもとても高い評価を得ています。中でもテキトーに作った感が全面に出ているHey!。
エレクトロミュージックの鬼才Four Tetの3rd Album 『There Is Love in You (2009)』。その中でもCirclingはハープをサンプリングしたループにのめり込んでしまうビートです。