イントロダクション
基本的な操作方法は説明書に掲載されていますが、実際にビートメーカーはどのように使っているのでしょう?
特にMadlibはこのSP303だけでアルバムを量産。彼の愛機です。
この記事はPart1の続きです。こちらから合わせてご覧下さい。
Madlibのビートによくある太くて揺れたベース音。欧米圏ではWobbleベースとも言われています。単音からどのようにサウンドデザインしていくのかみていきましょう。
2021年11月に待望のSP404MK2が登場!SP303のVinyl Simエフェクトも搭載。
操作方法
https://twitter.com/the_moment_work/status/1433764746499530753
まず、[PATTERN SELECT]が消灯していることを確認。
もし点灯している場合は、[PATTERN SELECT]を押して消灯させる。
[Time/BPM]ボタンを押してサンプル音(Pad2)を選択。
CTRL1はキーを変えずにサンプルの長さを調整できる。(タイム・モディファイ機能)
CTRL2はBPMの変更。(キーは変わる)
この二つのツマミをぐりぐり調整して余韻の長いベースを作る。
映像ではCTRL1とCTRL2を大体2時ぐらいまで振っています。
ベース以外のサンプルでも応用可能。
まとめ
SPサンプラーでMadlibのWobbleベースの作り方はたくさんありますが、これが一番手っ取り早い方法。
サンプル音のタイムストレッチには2種類あることを押さえておきましょう。
CTRL2でキーを決めてから、CTRL1で余韻の長さを決めるといった具合でしょうか。
参考文献 : SP303取扱説明書 (公式)
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