イントロダクション
SP404(SX)はベロシティ(パッドを叩く強弱)がないため、フィンガードラムには向いていないと言われる時があります。どういうタッチでも同じボリュームの音が鳴ってしまうので、Jazzドラマーのようなリアリティあるフィンガードラム難しいかもしれません。そういったフィンガードラムで “演奏” を目指す方はMaschine MK3 シリーズをオススメします。
2021年11月、ベロシティ機能が搭載したSP404MK2が登場!
しかし、90年代HiphopのようなBoomBapなドラムを作るにはSP404でも全く問題なく作れますのでご安心を!
キック、スネア、ハイハットを準備
ドラム素材は下の段に準備することが多いです。上ネタは上のパッドに残しておきましょう。
Pad9 – Kick (キック)
Pad10 – Snare (スネア)
Pad11 – Hihat (ハイハット)
この3つで十分なのですが、
遊びを増やすためにPad7 – Snare Roll (スネアロール)を作っておきましょう。
作り方は
1) Pad10のスネアをPad5へコピー。
2) Pad5だけのスネアレベルを下げてソフトスネアを作る。
3) Pad5(ソフトスネア) → Pad10 (ラウドスネア) を鳴らしてロールを作る。
4) それを空いているPadにRecする。
下準備ができたら実際に演奏へと進みましょう。
フィンガードラム演奏!
これは少し練習しないと難しいかもしれませんが、何度もみてドラム音を頭に叩き込みましょう。
できない方、同じようなドラム音のある名作に耳を傾けて、イメトレしましょう。
Fuck The Police! こちらはスネアロールはありませんが、このシンプルなドラムループとベース音。ずっと首振れますね。
さて、名作に触れたところで、もう一度練習に戻ってきましょう。頭と手で覚えるよりも身体と耳で覚えた方が早いと思います!
今回の元ネタの動画はこちら。